上野ぶらぶら
特別展「深海 —挑戦の歩みと驚異の生きものたち—」| 国立科学博物館
先日行って来ました。最終日に間に合って良かったです。
雨でしたが、会場外まで長蛇の列でした。霧雨(でも傘を差していないと少々不愉快)の中待つこと40分……やっと会場入りしたと思ったら、会場の中も込み合っておりました。
それでも何とか展示物に近づいてしっかり見てきましたよ。
ずらっと並ぶパネル。海の深いところへは青い光が一番良く届くことや(反対に赤は真っ先に吸収されてしまう)、温度の話など、興味深い内容でした。
と同時に、宇宙にも行ける時代なのに、足元にある海にはまだまだ未知がたくさんある、ということにロマンを感じます。
こちらは深海に沈めたバットやカップ麺の容器などの展示です。
金属バットなどがべっこり凹んでいるのに比べ、カップ麺の容器が均等に縮んでいるのが何だか面白い。
お次は『しんかい6500』の実物大模型。
搭乗人数は3人。こんな小さいもので深海に潜っていくのか……と思うと少し怖いような気持ちになりますね。
他にもたくさんの模型があって眺めているだけで飽きません。『かいよう』、『ゆめいるか』、『かいれい』などなど……。
潜水服の展示もあって、最新式のものを着ても生身では500メートル程度を潜るのが限度なのか……と考えると深海の広さが実感できます(深海の平均水深は3500メートルくらいだとか)。
それらの模型展示ゾーンを通りすぎると、次は標本エリアです。
こちらは貝や魚、その他の標本を展示してあるスペース。撮影した写真を載せておきます。
そしてそこを過ぎると……いよいよこの展示の目玉のダイオウイカの標本です。
全長約5メートル!
大きいものは18メートルに達するというのですから、こちらは小ぶりな方でしょうか?
普段から知っている普通のイカと比べると、体のバランスはかなり違うかなという感じ。これを見ているとメガロドンもまだどこかで生き残っているのでは……?という気にさせられますね。
後は、普段食べている深海魚の展示。
美味しいギンダラの西京焼きも、サキイカも、カニ缶も(料理の数々が並ぶ中、唐突でちょっと笑いました)……、身近な食べ物の正体が深海の生き物だったとは。
他は写真や、イベント品の販売がありました(ダイオウイカぬいぐるみ、ダイオウイカサブレなどがありました)。
という具合で、特別展は見終わりました。興味深くて面白かったです。でもかなり混んでいましたから、できれば平日に来る方がゆっくり見られると思います。
中庭は雨さえ降っていなければベンチもありますから、なかなか綺麗で寛げそうなスペースでした。
次に来る時は、じっくり常設展をハシゴしたいですね。
覗いた常設展の方ですが、昆虫や動物の展示でした。
昆虫は苦手でじっくり眺めたことは少なかったのですが、こうして見ると本当に色彩豊かで綺麗ですね。……見るだけ、なら……。
その後は、『孤独のグルメ』のドラマに出てきた『鶏椿』というお店へ。かなり小さいお店でしたが、昼間からお客さんがたくさん入っていて活気がありました(ちなみに飲み屋さんですね)。
ぶ厚いハムカツ(ひとつ食べてしまってから、慌てて写真撮影……)。こんな厚いハムカツは初めて!
親指の第一関節くらいの厚さがあって、食べ応えがあり美味しいです。
実は今までハムカツについてくるキャベツは邪魔に思っていましたが、これだけ厚いとキャベツのさっぱり感が嬉しくて、あなたたち相性が良かったんだね……としみじみ。
とはいえ、昼過ぎ頃に行ったのですがかなり待った上、品切れもぼちぼち出始めていました。
ゴローさんと同じものが食べたい! とか、どうしても食べたいものがある! という場合は開店直後に行くのをおススメします。
材料が無くなるとお店が閉まってしまうそうなので、何にせよ早めに行く方がいいかも知れません。
鶏料理がほとんどで、鶏皮や鶏鍋飯、チューリップ(骨付きの鳥の唐揚げです)、手羽の一本揚げなどなど、どれも美味しかったですよ。ちなみにホットケーキもありましたから、〆に甘いモノが欲しくても大丈夫ですよ。
そしてお腹を満たした後はスカイツリー(は下から眺めるだけ)とソラマチをぶらぶらしていました。
綺麗で色々お店もあるので、楽しいところです。ただ、人が多くてお茶をする店を探すのは厳しそうですが。
という訳で上野近辺に行ってきましたが、面白いところでした。機会があればまた来てみたいところですよ。