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トワイライツ・ノーツ

日記と本と、時々Web

毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)に行ってきました

お出かけ

(ポスター画像はもうどく展サイトからお借りしました)



池袋サンシャイン水族館の、毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)に行ってきました!

2014年7月12日~9月28日の間展示で、入場料金600円(大人)。行ったのは初日だったため、結構人が多かったです。








まず入り口では、ヒョウモンダコがお出迎え(隣の標本はオコゼだったと思います)。

デフォルメがされていてなかなかひょうきんですが、 テトロドトキシンという毒があり、かなり危険らしいです。

そして写真を見てしみじみと思ったのですが、何故口の方をよく見えるように作ったのか……なかなか斬新な角度で作られた模型です。


中に入ってみると、色々な毒を持つ生物がいました。水生生物が多いのでぱっと見ただの水族館のようですがこれ全部毒なんだなあと思うと何故か身震いが。





こちら、コンゴウフグ。毒は強くなくて、綺麗な黄色で、観賞魚としても割とポピュラーだそうです。この何ともぬぼーっとした表情とおちょぼ口が可愛いなあと思いながら見ていると、水流に合わせて上下運動をしていました。

……もしかして流されやすいのでしょうか?

毒レベル:★☆☆☆☆ (パフトキシン)





これはリーフスティングレイ。

写真だとわかりにくいですが、グレーの身体に青い斑点のエイの仲間。毒性はあまり強くないですが、踏みつけて刺される事故が多く、死亡例もあり。

エイって水族館だとヒラヒラヒラーっと泳いでることが多いイメージだったのですが、彼らは(少なくとも写真を撮っている間は)こんな具合で地面付近をのんびり移動していました。

毒レベル:★★☆☆☆(タンパク毒)






アカクラゲ。長い触手が絡まらないのかなと思っていたら、案の定絡まってました(どうやってほどくんでしょう?)

東京湾に結構居るそうで(ただ、海水浴時期からは離れている)、泳ぐ時や釣りをする際などは注意が必要。クラゲの姿は見えなくても、他の魚に千切れて貼りついている場合があるようです。

乾燥した刺胞を吸い込むとくしゃみが出ることから、ハクションクラゲの別名も。

毒があるとはわかりつつ、クラゲって泳ぎ方や見た目が幻想的ですね。

毒レベル:★★★☆☆(タンパク質の複合毒)





こちらは一番綺麗だと思った、ハナミノカサゴ! 棘がまるで飾りのようでとっても綺麗。

この棘に毒があり、刺されるとすごく痛いとか。

身は白身で美味だそうですが、前述の通り調理時には棘に注意。毒もあるし一見食べられるのか?と思う外見なのに意外ですよね(棘に毒があるのに食べてみようと考えた人はスゴイ……)

毒レベル:★★☆☆☆(カラトキシン)





最初岩かと思いましたが、オニダルマオコゼというオニオコゼの仲間。

毒は相当強いです。

うっかり踏みつけたり手を置いたりして刺されるケースが多く、このように岩に擬態してじーっと獲物を待ち伏せするスタイルだそうです。その棘は、ダイビングブーツくらいは簡単に貫通する程なんだとか。

よく見るとなかなか愛嬌のある顔を……顔を……いえ、やっぱりあまり可愛くないですね……。妙に威圧感がある感じ……。

が、意外なことにこの魚も食べられるらしく、しかも美味なんだとか。ハナミノカサゴにせよ、オニダルマオコゼにせよ、よく食べる気になったあ……特にこれなんか、かなり凶悪な顔をしているのに……。

毒レベル:★★★★☆(タンパク毒)






このアナゴソウシハギについて注意してくれているアメコミ風のお兄さんは一体誰なのか……。

下はアナゴです。ソウシハギについては写真がなかったので撮り損ねたみたいです。

目がくりっとしていて意外と可愛いです、アナゴ。

あとソウシハギで検索してみたら、猛毒魚ソウシハギを食べてみたけどパッとしなかったから真似しないでね - デイリーポータルZという記事が出てきました。不味いことはなかったそうですが、危険度に比して、あえて食べる程美味ではなかったそうです。

他にも食べられる、というような記述はちらほら見かけますけど、フグと一緒で知識のある人が調理しないと危ないですし、やはり『焼いてもダメ! 絶対に食べるなよ』というお兄さんの忠告に従いましょう。

毒レベル:不明






アメコミ風のお姉さんが注意してくれているアデヤカキンコとヌノサラシヌノサラシは写真を撮り忘れましたが、アデヤカキンコは何というか……色合いが毒々しくてどうにも不気味な印象が拭えませんでした。

アデヤカキンコはナマコの仲間で、ご覧の通りすごい色合いをしていますし、仔細に眺めていくとやっぱりどうも苦手な見た目です……写真が遠いのはそのせいかも知れません。ハナミノカサゴと比べるとどうにも腰が引けていた気がします。

自分でも気づかない程アワテテいたのかも知れません(泡だけに)。

毒レベル:不明





こちらは虫コーナー、ベトナムオオムカデ。

硬そうな身体といい、たくさん生えた足といい……ダ、ダメです、こういうの苦手です……。

成長すると30センチ程の大きさになるそうで、蛇も食べてしまう程の攻撃性と顎の力があります。

見ているだけでゾワゾワが止まりません。

毒レベル:★★☆☆☆(複合毒)





続いて虫コーナーより、ゴライアスバードイーター。世界最大の蜘蛛で、凶悪な外見ですが毒に関しては人間の死亡例はまだないそうです(すごく痛いらしいですし、噛まれると小型犬に襲われた程度の怪我にはなるそうですが)。

性質は攻撃的、動きも素早く、腹部の毒毛を飛ばして攻撃してくるそうです。でも食べられるとか。

毒レベル:★★☆☆☆(複合毒)






虫コーナー最後はダイオウサソリ。こちらも世界最大の蠍。毒性は強くなく、大人しい方だそうですが鋏の力は強力。

遠くに居て見えにくいですが、あえて近づこうという気にはなれず……でも蜘蛛やムカデに比べれば幾分か背筋のゾワゾワはマシでした*1


毒レベル:★★☆☆☆(複合毒)





これは植物コーナーより。

左から、 キョウチクトウトリカブトマンドレイク(マンドラゴラ)

抜いたら死ぬという伝説のマンドラゴラがこんなところに……!?と思わず二度見してしまったのですが、実際は毒はあるのですが麻酔薬に使われていたとのことです。抜いても叫び声も上げませんし、形も……人の形っぽく育つこともあるようですけれど、二股大根のようなものでしょうか……。ここにあるのは普通に薬草っぽい感じです。

キョウチクトウトリカブトは猛毒で、事故も多いようです(トリカブトはよく山で注意喚起されますよね)。

どちらの植物も栽培禁止ではないので、園芸をしている人なら身近なものかも知れません。

特にキョウチクトウは周辺の土まで毒で汚染してしまうらしく、燃やすのも煙に毒が含まれ、腐葉土も一年間は毒が残るという危険ぶり。ただ、そのため虫よけにもなると言いますけど。

どちらも見る分には綺麗な植物なんですけどね~。

 キョウチクトウ毒レベル:★★★★★(オレアンドリン)

 トリカブト毒レベル:★★★★★(オレアンドリン)

 マンドレイク毒レベル:不明






お次は、アメリカドクトカゲ。こんなに大きなトカゲを生で見るのは初めてですが、意外と可愛い。大きくなると、50センチくらいになるそうです。太い尻尾がぽってりしていていいですね。動きものんびりですし……。

ペットとして人気だそうで(ただし高価で取扱いには注意を要する)、それもうなずけます。

毒は糖尿病の薬としても利用されるようですよ。

毒レベル:★★☆☆☆(タンパク毒)



以上、もうどく展でした!

サンシャイン水族館の隣なので、水生生物メインですね。

ここでは紹介していない生物もいますし、 実際に目の前で動いているのを見るのはまた楽しいものでした。

ちょうど夏休み時期ですし、自由研究がてら行ってみるのも面白いかと思います。




毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)

毒を持つ生き物~「もうどく展」~写真特集




おまけ


木の上に隠れてしまってさっぱり見えなかったスローロリス。記事冒頭のポスターに載っているのはスローロリスなのですが……夜行性なのでしょうがないのかも。

毒レベル:不明










*1:余談だが、展示を見ていて、筆者はどうも昆虫が相当に苦手になっていたことに気付いた(子どもの頃は素手で鷲掴み)。蠍はムカデ・蜘蛛に比べればマシとはいえ、積極的に近付きたくないのは一緒で……見た目の生理的嫌悪もさることながら、彼らの目を見ていると『何を考えているのかわからなくて怖い』という気持ちが湧き上がってくる。彼らとはわかりあえそうにないなという気持ちを強める結果となった。後、記事を書く時に調べていたらムカデをペットとして飼っている人も居ると知り、驚愕。