石けんシャンプーのやり方や各石けんの使用感まとめ
石けんを中心にしたらバスルーム用品がシンプルになった話 - たそがれノート
以前石けんに変えたら色々楽になった、という記事を書いたのですが、今回は石けんシャンプーの話です。
やり方や良い面・悪い面・好みの石けん……などまとめました。
石けんシャンプーの手順
- 櫛で髪を梳かす
- 洗髪
- クエン酸リンスを頭全体にかける
- 櫛で梳いてリンスをなじませる
- よくすすいで終了
の手順です。ドライヤーは普通に温風を使っています。
石けんシャンプーのやり方は、色々なサイトでやっているので細かいことは省きますが、私は固形石けんを使っていることもあり、髪と地肌に石けんを擦りつけて泡立てる派です。
毛の量が多いので、手で泡立ててもちっとも足りないので……ぜんぜん泡立たない、という人は試してみてください。
ちなみに、洗髪とリンスの間に手ぬぐいで化粧落としと身体洗いもします。
頭から身体まで同じ石けんを使っているので、頭と体はいっぺんに流す……なんて雑なこともできます。
石けんシャンプーのメリット
- 顔、背中、頭皮の吹き出物が減少した
- ボディソープのヌルヌルが嫌いだったので、石けんのキュキュっと感が気持ちいい
- 風呂場周りの物がシンプルになり、在庫管理も楽になった
- シャンプーを使っていた頃より肌の小康状態を保てるようになった
アトピーがあるため、肌の小康状態を保てるというのは私にしてみればかなりすごいことです。
肌は昔より確実にキレイになった方ですが、これは今の病院で出してもらっている軟膏が合っていることもあるでしょうし、石けん効果とは言い切れないところ。
けど、石けんシャンプーに変えてからトラブルは減ったなあというのは実感しています。
石けんシャンプーのデメリット
- 慣れるまでフケが出やすくなる
- 髪・身体ともに洗い上がりのしっとり感はない
- 無添加で無香料の石けんを使うと、髪に臭いがつきやすくなる
- 固形石けんだと、旅行などの持ち歩きが面倒
慣れが必要だったり、しっとり感がなかったりなど、多少不便な面はあります。
ちなみに無香料の石けんを使っているので、外の臭いとか煙草の臭いとかがすごくつきます。こればかりは仕方ないです……。
旅行などの時は固形石けんだとボトルに詰めていけないので、私はビニール袋かジップロックに石けんを入れて持参しています。
メリットかデメリットか、あるいは変わったのか変わってないのか微妙なところ
- におい全般に敏感になる
- 髪の毛が太くてコシがある
自分自身が香料のあるものを使っていないせいだと思いますけど、におい全般に敏感になりました。化粧品売り場とか、鮮魚コーナーとか、喫煙席とかは結構きついです……。
でもそのおかげかご飯は美味しくいただけています。ただ、元々苦手だった臭みのある食べ物全般が、余計苦手になった感はあります。
次に髪の毛ですが、これは元々の体質もあるかと思うのですけど、人と比べて量も多く、太くてコシも強いです。これに関しては、あと50年ばかり経てば同年代との比較でその効果の程を知ることができる……かも知れません。
石けんの選び方
石けんは無添加のものを使用しています。
選ぶ基準は香料なし・純石けん分(石けん素地)98%以上のもの。
あるいは原材料がオイルだけのものとか。
理由は余分な香料などが入っていると、痒くなったりすることがあるから。
現在使用中の石けんは、カインズで購入している無添加石けん(安い)です。
実際試してみた石けんレビュー
どんな石けんを使ってるの? と思われる方もいそうなので、今まで使ってみたものを簡単にレビューしておきます。
元々香料がきついものが好きではないので、ほとんど無香料のものばかりです。
ただいま使用中:カインズ無添加生せっけん
今使用中のカインズ無添加生せっけん。
洗い上がりはさっぱりめですが、下記の白雪の詩よりは つっぱらないかな、という使い心地。
何よりひとつ100円程度と安い(重要)です。
髪に擦りつけて使う関係上、石けんの減りがかなり早いんですよね。
ねば塾 白雪の詩
無添加石けんとしては有名かも知れません。
洗い上がりは、上記のカインズ無添加生せっけんよりはキュッキュッキュという感じ。洗浄力しっかりです。
石けんシャンプーに使うには、カインズの石けんくらいの方が私は好きですが、特に肌荒れは起こさなかったので個人の好みの範疇だと思います。
アレッポの石けん
アレッポの石けんも有名ですよね。上2つよりは断然洗い上がりしっとりです。石けんシャンプーのことだけならこれを取るかなあというところ。
ただ、私の場合、顔や体に使うとちょっとニキビが出たり……ということがあったので、カインズの無添加生せっけんか、白雪の詩で身体や顔を洗っていました。軟膏を塗っている関係上、しっかり落とせるものでないと肌の調子が悪くなるようです。
あと、独特の匂いがあるのでその辺りの好みもあるでしょうか。
マルセイユ石けん
こちらは、結婚式の引き出物でもらったので、一時的に使っていました。親戚の結婚式の後、こういうのは使わないので、と方々からもらった結果、しばらく石けんには困らない量になったのです。
使い心地は、アレッポの石けんとほぼ変わらない感じ。匂いも似たようなところ。癖のある匂いです。
キューブ状だと使いにくいので、包丁で半分に切って使ってました。
マックス 無添加生石けん
こちらは先に挙げたカインズの石けんと同じメーカーが作っているらしいです。使い心地も全く一緒。なのでその時々で、お値段の安い方で良いと思います。
今まで見た限りだと、カインズの生せっけんの方が、プライベートブランド商品扱いで安いみたいです。
パックスナチュロン
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石けんシャンプーとしては結構有名でしょうか。
ボトル式なので、固形に比べると格段に使いやすいというメリットがあります。
しかし私の髪はギシギシになってしまい、さっぱり慣れる気配がなかったためやめることに。
匂いも少し独特で……個人的感想ですがアル●ースっぽいなーと思っておりました。
ミヨシ 石けんシャンプーシリーズ
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洗い上がりは、かなりキュッキュッという感じです。
リンスをつけると結構さらっとします。
ちょっと独特な感じの匂いですけど、これは石けんシャンプー全般がそうなので置いておくとして……初めて石けんシャンプーを使ってみるのであれば標準的で使いやすいと思います。。
子どもの頃に使っていましたが、やっぱりいい匂いのシャンプーが使いたい年頃というのがありまして、自然と使わなくなり、結局今は固形石けんに落ち着いています。
ボディクレイシリーズ
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石けん以外も含まれますが、一時期はこの辺りも使っていました。
使い心地はかなり好きだったのですが、何せお値段がするので残念ながら続かず……。
洗い上がりがやさしいです。
リンス用として:クエン酸
お酢でもリンスはできますが、私はクエン酸を愛用しています。
体感的に、お酢でリンスをするよりもギシギシ感がないですし、お酢みたいに臭いがないのが良いです。
それに、安いものを買えばお酢よりクエン酸の方が断然コストパフォーマンスがいいんですよね。
リンス用のクエン酸としてどういうものを使っているかというと、食用のクエン酸。口に入る可能性もあるからです。
掃除にも使えますし、何ならシソジュース用とかにも使いまわせます。
使い方は、ボトルに濃くクエン酸水を作っておいてお風呂場に置いておき、リンスをする時は更に薄めて髪全体になじませて、流す、という感じ。
まとめ:結構色々試してました
以上、石けんシャンプーのやり方・メリットデメリット・各石けんの使用感などを書いてみました。
7年程前からほぼ完全に石けんシャンプーに切り替えたのですが(温泉や泊りに行く時は備え付けのものを使ってしまうので……)、特に問題もなく快適です。
ちなみに、私は縮毛矯正をかけていますが、石けんシャンプーをしていてもトラブルはありませんでした。
最初はクエン酸リンスということもあって、縮毛矯正が取れたり薬剤と変な反応をしたらどうしよう……とちょっと不安でしたが、大丈夫でした。
石けんシャンプーと手ぬぐい洗顔はちょっとコツを掴むとお風呂用品がぐっと減るし、頭から身体までひとつの石けんで済むので楽ちんでおススメですよ。