トワイライツ・ノーツ

日記と本と、時々Web

こんな夢を見た。

普段滅多に夢を見ない方なのですが、ここ数日珍しく二度、しかも印象的な夢を見たので書き残しておきます。

ある日突然母が認知症になる夢

印象的というか『怖い夢』に分類されるのですが、昨日までまったく普通だった母が今日になったら認知症になっている夢でした。

その症状というのが、自分がどこにいるのかも、何をしているのかさえも自分でわかっていない状態になっていて、言葉もほとんど発せず、徘徊をするというもの。

ちなみに私が介護をしているのですが(他の家族は登場しなかった)、どちらかと言えば頭の回転の早い母がこんな突然に、こんな状態になるなんて――というショックを感じていた、と思います。
『その人が、その人でない状態になってしまう』というのが、本当に怖かった……。

しかし、突然そんなところにあまり好ましくない人が尋ねてきて散々嫌味を言って帰った後、一瞬だけ母が正気に戻り、『あのバカめ』、みたいなことをぼそっと言ったというのにまた仰天した、というところで夢が終わりました。


認知症になった親を介護する、というのはあり得ない話ではないのですが、母が母でなくなってしまったのを目の当たりにして恐怖し、その後一瞬だけ母らしい面が戻って仰天する、というのは一体何だったのか。

あまり真面目に夢占いをする気はないのですが、妙にリアルな部分もあって印象的でした。

友人宅が妙な具合にリッチでプライバシーのない家だった夢

夢の中で、友人のお嫁さんに誘われて家へお邪魔したら、マンションの最上階に部屋があり、マホガニーのアンティーク調の本棚とテーブル、ゴージャスなソファなどの調度品が並ぶ室内でした。

しかし、その美しい本棚にはきっちりと整理された漫画本が収められ、家の中に寝室はおろか寝具さえもなく、極めつけは壁が全てガラス張りで外の廊下から家の中を見放題、という奇妙な部屋でした。

そんな部屋で、やっぱりアンティーク調のカップで紅茶をいただきながら、ものすごく落ち着かない思いをしていたのですが、何故かカラオケボックスのようなマイクと画面、スピーカーのセットがあったのでカラオケ大会になったところで目が覚めました。

あまりに脈絡もとりとめもなさ過ぎてさっぱり意味がわからない夢でしたが、あのガラスの外から通りがかりの人に覗かれている居心地の悪さと、その後のカラオケ大会の楽しさがやたらに印象に残っています。

余談

と、こんな具合な夢だったので、夢は夢として忘れてしまおうかとも思ったのですが、夢を見ること自体が珍しい上に変に印象に残ったので、文章として残すことでもやっとした気持ちを昇華させたいと考えて筆を取りました。

ちなみにタイトルは夢十夜*1より。

また何か変な夢を見たら書くかも知れませんし、書かないかも知れません。

*1:夏目漱石作の小説。「こんな夢を見た」という書き出しから始まる、まさしく『夢のような』短編が収められている。筆者はかなり好き。青空文庫で読める→夏目漱石 夢十夜