トワイライツ・ノーツ

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ブログを書く時は、独りが良い

ブログを書く時はね、
誰にも邪魔されず 自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ
独りで静かで豊かで・・・



孤独のグルメのセリフを一部いじったものですが、ちょっと使ってみたかったんです。
……などということはさておき、ブログを書く時、私はまさにこれを目指しています。

本末転倒ですけど、『ブログ書かなきゃ』という自分の気持ちに邪魔されるのでさえ嫌なんです。

だいたい文章って、みんなの前で書くものじゃない。カーテンが閉まった真っ暗な自室で爪を噛みながら書くものだ。(イメージ)

こちらの記事に同意で、私にとってはブログは深夜に独りで、キーボードの音に耳を傾けながら書くものです。
書いている間は音楽も動画も流しません。気が散るので。
さすがに深夜とはいかないので、もっぱら夜ですけど……。
何はともあれ、どうしたって人前で書くものではないんですよね。
特に邪魔が入るのが嫌ですし、そんな姿を見られるのもちょっと。

今回は、なるべくそうであるために、どうやってブログを書いているかという話をしてみようかと思いました。

基本的に予約投稿と下書きを使っています

ブログを書いているとしみじみ、『予約投稿と下書きって何て便利で素敵な機能なんだろう』と思います。それも毎回。
どちらも欠かせません。

そんな素敵な予約投稿機能と下書き、私はこんな感じに使っています。

予約投稿生活の例

  1. 帰宅後…記事の準備
  2. 就寝前…記事の予約投稿セット
  3. 朝…予約投稿時間前に最後の確認
  4. (大体ここの辺りで予約投稿が実行される)
  5. 家を出る

記事は平日帰宅後に書くこともあれば、土日や暇な時にストックしておいたり色々です。
朝は最後の確認もせずにのんびりしていたり、遅刻! 遅刻!と焦っていたり、これも色々。

メリット

  1. 一度セットすればのんびりできる
  2. 見直し時間に余裕を持てる

私の場合だと、最近朝投稿にしているのは日中インターネットがほぼ見られない状態になるからというのも大きいです。
朝投稿しておいて、夜帰ってきてから一日の変化をチェックするというのが習慣になっています。

予約投稿をセットしておくと、急な予定が入っても困らないし、投稿したい時間にPCに貼りついていなくて良いのが楽です。
そういうことが心の片隅にあると、すごく気になってしまうタイプなんですよね……。

3.見直し時間に関してはそのままです。見直します。
これは書いた勢いのままハイになって投稿しないようにするため。
トラブルの未然防止を兼ねています*1

デメリット

  1. 記事の鮮度が落ちる場合がある
  2. 見直しタイムが入るため、勢いのある記事にならないことがある

1.情報の鮮度というのがあって、生モノの情報って非常に多いんですよね。
なるべく早くこの話題に参入したい、ということも当然あります。
うまく乗っかれればアクセスが伸びますし、はてなでは言及のし合いというのは良く見る光景です。

2.見直しタイムが入ると、良くも悪くも修正を入れることが多いです。
でも、例えば感情に任せて書いたものとかになると……見直しを入れると、当初より色々抑え目になってしまうということはあります。
個人のスタイルにもよりますけど。


ちなみに私は、タイミングは気にしない&元々文章に感情が乗るタイプではない(そして乗せたい訳でもない)、ということで、デメリットをデメリットとして感じていないのが現状です。

下書きの使い方

ネタ、メモ、記事の下書き(そのまんま)、書き上げた記事を寝かせておく、みたいな使い方をしています。
下書きをメール投稿することもあります。

そうやって寝かせておいた記事は、そのまま破棄されることも……。反対にブラッシュアップして投稿する時や、何日もかけて書いていたりする時もあります。
なので私にとっては、下書きは貯蔵庫兼熟成庫という感じです。

ブログは、独りで何者にも邪魔されずに……

エントリーの最初で、自分自身の『ブログ書かなきゃ』という気持ちに邪魔されるのでさえ嫌だ、と言いました。
私の場合はそれを排除するために予約投稿と下書き機能を使っている面が大きいです。

ブログは人それぞれ好きに書けばいいし、だからこそ面白い。
誰にも邪魔されず、自由で救われていて、独りで静かで豊かであればいいと思っています*2

孤独のグルメ【新装版】
扶桑社 (2012-09-01)

*1:トラブル防止の一環として、数人の知人にブログを教えるということもしている。知人に読まれている(かも知れない)と思うとちょうど良くブレーキがかかるため。孤独のグ ルメの作中、店主にアームロックをかけるゴローさんを『それ以上いけない』と止めたアルバイトのような、ストッパーのようなものだと思っている。

*2:仮に誰かに邪魔されたとしても……アームロックは誰にもかけないと思われる。たぶん。