英語は『This is a pen.』でつまづいた
最近月2ペースくらいで外国の人に道を訊かれたり、写真撮ってくれと頼まれたり、電車の乗り換えを尋ねられたりしている訳だけど、一体何故なのか。 日本人からはさっぱりそういうことはないんだけども。
— 柊クイチ (@kuichi_hiragi) 2015, 5月 2
そんなことがありまして、さすがに指で目的地を示したりジェスチャーとカウントダウンで「シャッター押しますよ」を伝えたりに限界を感じている今日この頃です。
という訳で英語の勉強をしようか……と思っているのですが、昔から思い続けてはいてもこれがまったく続いた試しがないのです。
どのくらい英語が苦手かというと、たぶん今、TOEICを受けても100点も危ういのではないでしょうか……。
しかし、仕事上でも(Web系です)できれば英語で情報収集できた方が良いですし、翻訳版でない本を読みたいですし、とりあえず英語は使えるようになりたいというのは思い続けていました。でも続かない。
一体なぜ続かないのか、英語がダメなのか、その辺りを分析してみようと思います。
最初のつまづき
正直に言いますと、初っ端も初っ端、『This is a pen.』でつまづきました。
日本語に訳すと『これ は ペンです』という、直訳でも語順がおかしくならない、一番わかりやすいものかと思うのですけど、駄目でした。
まず、『です』がどこからくるのかわからない。『pen』という単語についてくる『a』がよくわからない。
でもみんなは当たり前のようにそれらの意味がわかる。あるいはよくわかっていなくても授業は進む。
この時点で、私は英語というものに「コイツ(英語)とは仲良くなれそうにない」とすっかり心を閉ざしてしまいました。
文法が訳がわからない
英語の文法もはっきり言って意味がわからないです。日本語からうまく文法の切り替えができないというか。
単語もよくわからない
過去形とか、現在形とか、sがついたり、つかなかったり、動詞とか目的語とか……文法と合わせるとごちゃごちゃになってしまって、規則性が一層わからなくなるのです。
英語=日本語と直訳できなくて嫌になる
今はどうかわかりませんが、私が習った頃は英語→日本語とか、日本語→英語といったように一文ずつ訳していくやり方です。
でも英語から日本語へ、あるいは逆へ直訳をすると不自然極まりない文に……。これが何だか私には受け入れられなかったのです。
また、そもそも細かいニュアンスが表現しきれなかったりとか。
イコールで直訳できない部分にストレスを感じます。
英語を使う必要がない+使っている暇がない
上記で色々と英語でつまづいたところを挙げましたが、日本で暮らす限り、英語を使う必要性に迫られることはあまりない訳で……。そうなると嫌いなことは遠ざけっぱなしになります。
しかも、留学をしようとするとことごとくおじゃんになってしまう(留学の企画自体がなくなるなど……)という運の悪さで、「私は日本で一生を終える運命なんだ」と開き直る始末に。
また、仕事で調べものをするにしても、英語の原文にあたって……とやっているよりは、やはり日本語のサイトを調べた方が早いし楽だし……という事情もあります*1。
唯一できていたこと
散々な英語遍歴でしたが、できていたのは単語の暗記でした。テストの点数は単語の問題でほとんど取っていたはずです。
あとは教科書の文をところどころ穴埋めする問題で、文丸暗記とか。日本語訳丸暗記とか。
記憶力は良くない方でしたが、文法だとか読解だとかの部分で点が取れない以上、暗記で処理できる部分に注力していた形です。
傾向
上記、色々並べてみましたが、自分自身の性格なども踏まえて考えてみると、大きな問題は3点。
- ひとつつまづくと気になってしまってそこから先何も頭に入らない(あるいはやる気がなくなる)
- 日常的に英語を使う環境にいない
- 英語より日本語の方が楽でそちらに流れてしまう
ここが変わらないと、そもそも英語の勉強の継続が難しそうです。何とか上手にクリアできる方法がないかなあ……と模索中です。
ひとまず、TOEICを受けてみて現在地を確認してみようかと思います。
*1:ただし、特に技術系の場合は最新情報ではない・間違っている・かえってわかりにくいという場合もある。