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トワイライツ・ノーツ

日記と本と、時々Web

【お題】実録:片付けられない家族の分析をしてみた

今週のお題「わたしの部屋」

写真向左:家族のスペース/右:私のスペース

現在六畳一間にて兄弟と同居しておりますが、シンプルライフ派の私に対し、どちらかと言えば片付けられないタイプの家族では衝突が起こらないはずがありません。というか、つい最近も激突して、「ひとり暮らしがしたい!!!!!」と爆発した私です。

写真の通り、ざっくりテーブルを半分ずつお互いの領土にしております。机の下も同様ですが、領土侵犯が激しいので毎日のように押し返しが必要です。

写真左:家族のスペース/右:私のスペース

部屋には他に、家族のパソコンが置いてあるテーブルがもうひとつあるのですが、こちらの机の下には教科書とか他細々したものがみっしりと詰まっており、写真と同様足を入れることもできない状態になっています。

他の場所についても、大体似たような状態です。

……という訳で、冒頭の通り激突したのですが、一向にあらためる気配がないので、この怒りを分析に向けてみることにしました。

生育環境

そもそも同じ生育環境だったはずなのに、なにが違うのか。そこに関わる両親もなにか関係があるのではないか、とそんなことを思ったので、並べてみました。

家族のプロフィール

  • 持物の量:少~普通
  • 整理:普通にはできる
  • 物を捨てる:普通に捨てられる
  • 物をもらう:もらうにはもらう
  • 性格:大抵のことにあまりこだわらない
  • 持物の量:多
  • 整理:能力は高い
  • 物を捨てる:もったいないおばけに取り付かれている
  • 物をもらう:割ともらってしまう
  • 性格:几帳面・納得できないことはつきつめないと気がすまない
  • 持物の量:少
  • 整理:不得意
  • 物を捨てる:必要のないものはさっさと捨てたい
  • 物をもらう:いらなければ配っているティッシュでも断る
  • 性格:面倒くさがり・マイペース・特定の部分にだけこだわりが強い
兄弟
  • 持物の量:多
  • 整理:物を探していることはあまりない
  • 物を捨てる:もったいないおばけに取り付かれている
  • 物をもらう:いる? と言われるとほとんどもらってしまう
  • 性格:几帳面・真面目・協調性は高い

……こうして見ると、私は父似、兄弟は母似ですね。強化されているステータスと劣化しているステータスがなんか興味深い。

実家での生活

基本、家事は母が取り仕切っていたので、片付けはまったくといっていい程しなかったと記憶しています。限界に達した母の手入れをされつつ、叱られるのが毎度のパターンです。父は、自分の机と本棚周りの整理くらいです。

し かしこの頃から私は「××捨てたいんだけど(学習机のライトつきの棚の部分とか)」と言っては母から「物を大事にしなさい!」と却下されていたと記憶し ています。既にこの辺りからいらないもんはいらん、という思考だったようです。あと母の前で捨てようとすると、それに対しての「お金を払ったのにもったいない」だとか、「これを捨てたらダメでしょう!」と仕分けが入って戻されるということもあり、それが余計に片付けをしない、ということに繋がっていた気がしま す。

一方の兄弟は、細々した私物を居間に侵食させては怒られておりました。また、物を捨てようとする姿もあまり見かけたことがありません。小物とかも好きで、割と集めていました。

なので私と兄弟は、自分で整理をするようになったのは実家を出て以降ということになります。母がやってしまうので、『整理整頓』を学ぶ余地がなかったとも言えます。

現在の生活

私と兄弟は六畳一間で同居しておりますが(お金のなかった私が居候させてもらった)、テーブル・クローゼット・洋服かけなど共同部分にそれぞれの領土を設けています。領土及び私物の分量的には私が3~4で兄弟が6~7とか、そんなところです。

私の持物について、少なくて困るとは特に感じていませんが、たまに必要になるもの(アウトドア用にズボンとか、リュックとか)は兄弟から借りることもあります。

家事分担は一部をのぞいて流動的ですが、兄弟は視力が悪いせいのかなんなのか、埃や汚れに対しての反応が鈍いので、基本的な掃除は兄弟不在時に私がやることが多いです(人がいると邪魔だから)。

賞味期限が切れた食料品の始末なども、私がやっていることが多いです(乾物だと謎の信頼のためかあまり捨てたがらないので……)。

代わりに、生活費の管理や消耗品の補充は概ね兄弟です(私だと間違えたり払い忘れたり、買い忘れが多い)。

兄弟の分析

家族のプロフィールを見ると、まず大きな問題点として、兄弟は『物が多い・捨てられない・人からなにかもらってしまいがち・几帳面』という四重苦を患っています。

一方で、物を探している姿とか、「あれ在庫あったっけ、なかったっけ」という類のことは滅多にありません。こちらは私の方がよほど頻度が高いです。

そこでひとつの仮説が頭に浮かびました。

それまでは単純に兄弟のことを「片付けられない奴だ」と思っていたのですが、もしかして本人なりの基準では把握できているのではないか? と。

その仮説を元に観察してみると……当たりでした。
ほとんどの場合において、「××はどこ?」と尋ねると出してきます。適当に物を置くことも多いですけど、それについても把握しているようです。基本的に記憶力がいいのかも知れません。

ただし、『整理』はできません。あくまで『把握できている』というだけ。

同居の上では問題点は山積みなのは変わらず

いくら本人なりには把握できていても、同居人として私がいるので、『本人にしか把握できない』状態であれば今後も衝突は必至です。

置いてある物についてもゴミなのかどうなのか判別できなかったため尋ねると、『2ヶ月くらい前に言ったはずだけど全部使ってるから勝手に捨てるな』といったこともよく言われますが、覚えてるはずもなく……そもそも捨てたくなくてそんなことを言っているのかも知れません。

あと、物をなかなか捨てないです。新しいフライパンがあるのに、古い、こびりつきが激しいフライパンばかり使って捨てさせてくれないとか。

そして私の目から見ると、兄弟の物の置き方はまったく法則性が見出せません。

たとえば3種類くらいのシャンプーのボトルが数ヶ月風呂場脇に置いてあったので尋ねたところ、旅行用とかコシが欲しい時用とか本人なりの基準があるようで……。

空のボトルも混じっているし、もう使わないシャンプーなのかと思いました。

あと物のちょい置きやゴミの放置(主に空のペットボトルとか入れ物)も多く、「その内片付ける」の一点張りなのも困りものです。何ヶ月も置きっぱなしになります。

結論:他人から見たらどうか、という客観視が足りないのが一番の問題

分析してみた結果、どうも普通に想像される『片付けられないタイプ』とは少々趣が違った兄弟ですが、客観視点が足りないのが一番の問題だと感じました。

たとえば先のシャンプーにしても、風呂場脇に数ヶ月放置(しているように見える)状態にせず、しまう場所を作るとか、他のものと混ざらないようにカゴにまとめるとかすれば、私の反応も変わったはずです。

特に私の場合、整理に関するステータスが低いのを物を減らすことで補うタイプのため、とにかく相性が悪いようです。

また、根本的に物が多すぎる気もしますが、この辺りは口を出さないようにしています。

 

しかし根本的な価値観が違いすぎる上私が言っても意固地になるだけなので、今後この同居生活をどう改善すればいいのか、未だに考え中です。

同居している以上、ゴミとそうでないものの区別もつかないのは非常に困る訳で……ああひとり暮らしがしたい。

まとめ

という訳で、観察してみた結果はこんな感じですが、もしかして世の中の『片付けられない人』ってこの手のタイプが結構いるのかも。

また、家族から『片付けられない』と苦言を呈されている方は、自分だけではなく、他人からこの部屋の状態はどう見えるのか? ということを少し考えてみると改善するかも知れません。

誰だって自分の物を勝手に捨てられたり、反対に人の物を誤って捨ててしまうのも避けたいものです。