子供の頃住んでいた場所に帰りたいと思い続けている
中学1年生の終わりまで、愛知県で暮らしていました。
名古屋にもそこそこ近いところで、当時は都会ではなかったものの田舎でもない、でも緑の多いそんな場所です。
当時は長久手町、と言いました(今は市になっていますね)。
名古屋に近い場所らしく喫茶店も多かったので、なにかと言えばよく連れて行ってもらっていました。
散歩の途中、本屋の帰り、ただコーヒーを飲みに行くだけ、置いてある漫画の続きが気になるから……などなど、理由があってもなくても、喫茶店にはよく足を運びました。
対面でのんびりお茶をしている親の姿、店内にしみついたコーヒーの香り、窓の外を通り過ぎていく車の音、大好きだったアイスオレンジティー、口の中で溶けていくミルクの香るクッキーなど、今でも思い出すことができます。
遊び場としては、現在は愛・地球博記念公園(モリコロパーク)の場所にあった愛知県青少年公園によく行きました。
青少年公園の設備の中でも、スケートリンクとゴーカート、ロボット館見学、サイクリングは本当によくやりました。
本当に何度もやっていたので、親もよく付き合ってくれたものです。
もっとも、連れて行けば一日中遊べる場所でしたから、親としてもとりあえずそこでいいか、と考えていたフシもあるように思います。
秋は香嵐渓で紅葉や川を眺めたり、五平餅を頬張って頬についた味噌を親指で拭って舐めていた記憶が鮮明に残っています。
あとは、本が好きだったので本屋にもよく通っていました。それほど大きな本屋ではなかったですが、小さな内は絵本コーナー、大きくなってからコミックコーナーに入り浸っていて、親が一緒のときはしょっちゅう本をねだっていました。
スガキヤのラーメンやソフトクリーム、手羽先、味噌煮込みうどん、ころきしなど、今でも無性に食べたくなるほど、名古屋飯も愛してやみません。
思い出すと、いつも帰りたくなります。もうそこに実家もないのですけれど。
私は喫茶店と本屋と、緑が多くてのんびりできる場所と、あとは味噌煮込みうどんがあれば、割と幸福に暮らしていけるんだろうなと思っています。
書籍化記念! SUUMOタウン特別お題キャンペーン #住みたい街、住みたかった街
深夜のファミレスは何だかゆるい
久しぶりに行ったサイゼリヤでフリウリ風フリコという、なめらかなマッシュポテトに香ばしい焦げ目のついたチーズがたっぷりなわかりやすく美味しいものが新メニューとして追加されていて、以来フリコ中毒気味の柊クイチです、こんにちは。
昔からグラタンやジャーマンポテトが好きだったので、嫌いなはずがありません。
行くのは大抵平日の深夜近い時間。
勤務先が10時-19時の勤務時間のため、仕事終わりに用事を済ませたり、本屋をうろついているとすぐ22時くらいになってしまいます。
さすがにお腹も減るのですが、そんな時間に開いている店といったらファミレス系がほとんどで……つまりサイゼリヤもその内のひとつという訳です。
別にサイゼリヤでなくても、すかいらーくもバーミヤンもガストもロイヤルホストも、ジョナサンもココスも(キリがないのでこの辺りでやめておきます)ファミレスというくくりの中では割とどれも平等に好きだったりするんですけども。
それでも深夜に行くとなると、何となくサイゼリヤになります。
冷静に考えると、冒頭のフリウリ風フリコのために行っている節が多分にあるし、一品一品が安め・少なめのメニューが多いというところが大きいとは思うのですが。
それは置いておくとして、深夜のファミレスの空気感って独特なものがあります。
たとえば席がスカスカなのに店員さんが少なくて、名前を書いてから10分近く待たされるとか。
なのに頼んでからのメニューの提供はかなり早いというアンバランス感とか。
はしゃいでる学生集団がいるかと思えば、ワインをのんびり飲んでいる人たちや、ビジネスっぽい相談をしている人たちがいるとか。
小さな子供は滅多にいないので泣き声だとか走り回ったりという系統の騒がしさはないとか。
とりあえず共通しているのは、時間を気にしている人が少ないところ。マイペースに思い思いのものを食べて、飲んでいます。
これが朝や昼ならモーニングメニューやランチメニューがよく出ていて、サラリーマンらしき人が多く、一定の時間帯になると混んだり、波が引くように店からお客さんが出て行ったりしている訳ですが、深夜だとそういうこともないです。
ゆるく人が出入りして、大人ばかりで、せかせかした感じがないこの空気は、他の時間帯にはあまりない気がします。
ので、隣の人たちがフリウリ風フリコを頼んでいるのをちらっと耳に入れてそれ美味しいよねと勝手に親近感を覚えながら食事をして、ヤマケイ文庫を一章分ほど読んだ頃に家路につきます。
私も大概ゆるい空気を作っている一員だと思います。
登山の趣味はないのですが、ドキュメンタリーみたいな読み物はとても好き。FXで『いざというとき止まってしまう性格』を自覚した話
こんにちは、柊クイチです。
こちらの記事に書いた辺りから「1万円から開始したFXで11000円まで増やすこと」を目標にしていましたが、2年越しで達成しました。
(途中1年ほどほったらかしにしていましたが)
見えてきた自分のタイプ
2年で1割増えたと考えれば悪い訳でもありません。
しかし思ったのですが、私はやっぱりギャンブルには向いていない性格のようです。
何故かというと、私は『いざというとき止まってしまうタイプ』だから。
値動きが激しく乱高下するようないわゆる『稼ぎどき』に動けず、様子を見てしまってチャンスを逃す……というようなことが何度もありました。
ギャンブルで稼ごうと思ったら、動いて決断を繰り返していかないと始まらない訳です。その振れ幅こそが利益になるので。
私はどうもそれができないタイプのようでした。
別にこれは悪いことばかりでもなく『極力平均化して淡々と積み上げて行く』投資には向いてるように思います。ドル・コスト法みたいな。
逆にFXのような短時間で決断を繰り返すようなものにはとんと向いていない、ということはわかりました。
1万円という少額でもポジションを持つと気になってチャートをずっと見てしまうし、値が動き始めても損切も決断できずにずるずる…というまあ、消極的に駄目な方です。
自分の性格を知るのに有用かも知れない
と、そんな感じでたまに思い立ったように1万円FXは続けているのですが、少額ながらもお金が関わっているだけに、心の動きや性格が出ます。
私は『いざというとき止まってしまうタイプ』という性格が見えてきたので、FXに限らず「あっ、今止まっちゃってるな自分」が自覚しやすくなって、やってみて良かったなと思います。
変な性格診断より当たる気がします。
余談
放り出していた1万円FXを突然再開したきっかけの本。
小池田マヤさん、非常に手広い作品を書いているのですが、投資までやっていたとは。
この漫画は仮想通貨の話ですね。
小池田さんはビットコインで焼かれ、現在は超少額でしかやっていないそうですが、そんな阿鼻叫喚具合でさえもどこか楽しんでいるみたいです。
鮮烈通貨ビビッドカレンシー 1 (1巻) (ヤングキングコミックス)
- 作者: 小池田マヤ
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2019/07/22
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る