【書評】色見本ハンドブック、Photoshop手習い帖他
Webデザインの勉強をしなければ……ということで最近その関係の本に目を通しています。
冊数が結構あるので読んだ本を以下紹介します。
キーカラーで探せる配色見本ハンドブック
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色のセンスにまったく自信が無いので読んだ一冊。
最初に配色の基本知識、そしてポスター、本の表紙などの作品と一言コメント、その作品に使われている色が並べてあります。
フレッシュ/ポップ/洗練とか、カジュアル/おだやか/都会的などそれぞれのイメージに沿った作品が並べてあるのがありがたいところ。
デザイナーやアートディレクターなど、制作に関わった人の名前が載っているのが結構便利かも知れません。
ページの右上と左上にキーカラーが配置されていて、基本はざっとめくっていってピンとくる色があったらそのページを見る……という使い方を想定しているよう。
ただ、せっかくキーワードがついているのに、キーワードが索引に一切載っていません。あくまで色から探すと、そういうことらしいです。ここは、すごく惜しいと思います。
『春らしい感じで! 』とかそういうキーワードで色を探せるととても便利なのですが。
Photoshop 手習い帖
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こちらはPhotoShopの使い方がどうにも苦手なのでチョイス。キラキラのブラシを作る、立体的なボタンパーツを作る、透明な水滴ロゴを作る、などのやり方が載っています。
こちらはざっと流し見した程度。
というのも、Web制作の先生が「そういう機能があると知っていることが重要です」ということを言っていたので、それに倣いました。
そういう機能があると知ってさえいれば、やり方を覚えていなくても後で調べるということもできるから、というのが理由です。
内容は、そこまで難しいことは載っていませんが、使用頻度が高そうなところは抑えてあります(スタンプ風の加工をするとか)。
あんまりぶ厚くないので、とりあえずPhotoShopを触ってみようという段階の人にはいいかも知れません。
神速Photoshop [Webデザイン編]
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- ショートカットを活用しよう
- 最新機能を使いこなそう
- 目的によってツールを使い分けよう
- 「直し」に強いデータを作ろう
- 面倒な作業は自動化しよう」
という五箇条に沿って、少しでも時短するためのTipsを集めた本。
個人的に、最初の方にかなりのページ数が割いてある設定の方法がありがたかったです。
ここ、こうなればいいのに……と使い辛く思っていた部分の設定を変える方法がたくさん載ってました。
しかし、そもそもPhotoShopやデザインの用語自体が覚束ない私には、見出しで何ができるのか、また通常と比べてどれだけ違いがあるのか把握できないところもあるため、流し見では厳しいです。用語を覚えがてらじっくり読みたいところ。
(用語を知らないと検索も手間取るんですよ……)
CCで追加された機能やプラグインなども載っているので、一度で覚えるよりは逆引き的につかうのがいいのかなーと思いました。
WEBデザイン早ワザ大全
MdN
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WebデザインのちょっとしたTipsを集めた本です。
写真の上に載せた文字が目立たない、レイアウトがしっくりこない、色とりどりの光のラインで描くテキストなどちょっと詰まった時やこういうのを作りたい、という時に使えるテクニックが載っています。
古い本なので今のセオリーとは外れているところもありそうですが、メリハリの出し方とか参考になる部分がたくさんありました。
最近ざっくり目を通したのはこんなところでしょうか。
実際使わないと覚えられないタイプなので、後々の検索用のとっかかりとして頭の隅に置いておく、という感じになりそうです。