貯金が好きになった理由
貯金が好き、というとさぞや貯めている、と思われるかも知れませんが、食えないライター時代が長かったため現在財産らしい財産がありません。わずかばかり貯めていた貯金はその時代に食いつぶしてしまいました。……とまあそれは置いておきます。
転職を機に貯金を再開したのですが、このまま2~3ヶ月程貯金してようやく給料3ヶ月分の貯蓄といった感じです。もしものときのために、給料の1年分くらいはすぐ使える状態で確保しておきたいですが、道はまだ長い。
貯金は好きなので、それ自体はあまり苦になっていませんけれど、そういえば昔から貯金は割と好きでした。
貯金箱が重たくなっていく楽しさ
10万円貯まる貯金箱とかあるじゃないですか。小学生くらいの頃はあれにお小遣いを入れていました。といっても当時の私のお小遣いは数百円(100円×学年)でしたので、ほとんど入れられるものはなかったのですが……。
あまりに入れられないので、お金に限らずメダルも入れていたはずです(根本的にお金というものをよくわかっていなかったのかも)。あとさすがに不憫だったのか、親もたまに余った小銭をカンパしてくれていたようでした。
そんなペースですから、数年経っても半分も貯まってなかったのですが、それでも子供の手にはなかなかずっしりとした重みがありました。
今あの貯金箱がどこにいってしまったのかも定かではないですが、『貯金楽しい』がインプットされたきっかけはあれだった気がします。物理的な重みが実感があって嬉しかったのです。
貯金が好きな人にはふたつタイプがある
- 数字(貯金箱の重みでも)が増えていくのが好きなタイプ。
- 未来の目的に向かう貯金が好きなタイプ。
私はどちらかといえばひとつめのタイプだと思います。給料一年分くらいは手元に確保、というのはリスクに備える意味が大きいですし、あまり明確に使い道を考えている訳ではありません。数字が増えるだけで結構楽しいのです。
ふたつめのタイプの人は、お金貯めてあれしよう、これ買おうというのが目的で貯金しています。モチベーション次第で短期間ですごい金額を貯めやすいのはこちらのタイプではないでしょうか。
強い動機があるのだから節約もしますし、体力的に可能であればダブルワークでもなんでもするのもこちら。
貯金が辛い人
反対に貯金が辛いという人は、貯金が我慢と直結している人ではないでしょうか。
おやつが食べたいけど節約中だから我慢、旅行に行きたいけど貯金を減らしたくないから我慢、習い事がしたいけどお金がかかるから我慢……。
また、単純に貯金する余裕が一切ない場合。
そして貯金できる金額が少なくて(あるいは目標金額が遠すぎて)ストレスが溜まる。
こういう状況であれば確かに辛いだろうなあと思います。
たぶん貯金はこれからも好き
少なくとも収入があるうちは貯金は続けるかと思います。趣味といえば趣味のようです。数字が増えるのが楽しいというのが趣味と言えればですけれど。
原点はやっぱり子供時代の貯金箱ですし、10年程貯金箱なんて使っていませんでしたが、ちょっと欲しくなりました。
貯金箱といえばやっぱりブタさんでしょうか。