トワイライツ・ノーツ

読書感想と自転車と雑記

青空文庫を読む

ここのところ、青空文庫http://www.aozora.gr.jp/)を読みふけっています。


といっても、何から読んだものか悩むので(せいぜい国語の教科書で作品名や作者名を知っているものが少しある程度ですし)、ランキングを見て、iPod touchに落として、読んでいます。


辞書もなく、注釈と推測で概ね問題なく読めるのは……大体60年くらい前に書かれたものまででしょうか(それでも、すらすら頭に入るとまではいきませんが)。


100年くらい前の作品になってくると、読めなくはないですが時折辞書等のお世話になるところが出始めるので、手が止まることも増えてきます。量を読んで、単語や使い方が頭に入れば問題無くはなりそうかな、という手応えらしきものはあるのですが。


今のところ、梶井基次郎エドガー・アラン・ポーアーサー・コナン・ドイル辺りをのんびり読んでいます。


個人的には、黒猫の作者のエドガー・アラン・ポーの作品が面白いです。緻密な描写に引き込まれます。ただ、今のところ青空文庫にある作品数は多いとは言えないので図書館で借りるか、作品集を買うかするかも知れません。


せっかくなので、読んだ作品をどうやって管理をしようか考え中です。

青空文庫のページを見ると、ブクログhttp://booklog.jp/)へのリンクがあるのですが、アカウントは作っていないのですよね。

青空文庫以外のことは、読書メーターhttp://book.akahoshitakuya.com/)で事足りていますし。

しばらく悩むとします。



そう言えば、話は変わるのですが、青空文庫を読み始めたのは、単に面白いから、というだけの話でもありません。

実はここしばらく小説を読むのをサボっていたせいで、語彙が明らかに貧弱になったのと、文章の書き方が崩れ過ぎているのを自覚していたので、その辺りの矯正を兼ねています。


ブログや色々なWeb上の記事、『汝は人狼なりや?』というゲームで、触れている文章量自体はそれなりですが、いかにせよ、『ある程度の流れがある、整った文章』に触れる量はめっきり減っていたのは事実です。


方言やイントネーションがうつってしまうようなものですが、基礎はきちんとしておきたい、ということで古めの作品にあたることにしました。


そういった点から青空文庫は質の良いものが多く、ぴったりでした。


今は60年くらい前の作品が中心ですが、慣れたら徐々に古い作品に進みたいなと思います。