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トワイライツ・ノーツ

日記と本と、時々Web

HTMLコーダーのリスクマネジメントの話

Web

コーディングの仕事中、「あ、これはまずいな」と感じるときがあります。

しかしコーディングまで回ってきた段階では既に決定事項であったり、期限が迫っている等の理由で上流工程へのバックがきかない状況になっていることが少なくありません。

コーダーというのは実装――つまり下流工程に位置しているため、作業の遅れや上流工程での想定不足といった部分の煽りを食らってしまいがちです。

そういう場合どうやって危険を察知するのか、そしてリスク管理するのか、というのが今回の記事の主題です。

目次

リスクを察知する5つの方法

  1. 危ないパターンに対する経験値を溜める
  2. プロジェクトに関わる人の情報を把握する
  3. 要素の目的を自分なりに推測して、その是非を考えるようにする
  4. 視点を切り替えて考える癖をつける
  5. 危険なワードのストックをする

危ないパターンに対する経験値を溜める

これに関して言うと、正直なところゲームで言う『死にゲー』みたいなものでして、何度も何度もプレイすることで死ぬポイントを体感で覚えるというそれに近いです。

しかし言っておいていきなりですが、

  • 社内で運用のディレクター経験があり
  • 同じディレクター・デザイナーと何度も組んだことがあり
  • クライアントの業種も毎回ほぼ同じ

という条件が重なったことによるところも大きく、仮に他の業種のサイト制作を担当したらあまり役に立たないのかも知れません。

プロジェクトに関わる人の情報を把握する

人に基づくパターン把握と予測はそれなりに有用です。

情報収集の方法としては、

  • クライアントとのやりとりのメールを見る
  • 電話の声のトーンに意識を傾ける
  • ディレクターやデザイナーの癖を蓄積する

といった具合です。

同じ人は同じことを繰り返す傾向があります。

癖を理解していれば予測も立てやすいですし、先手を打てる場合も。

また、コーダーは直接折衝することはありませんが、クライアントのタイプを大雑把にでも把握していると、リスク回避に役立つことも多いです。

要素の目的を自分なりに推測して、その是非を考えるようにする

デザインの勉強を少しずつしていく内に、サイト要素の配置は論理の積み重ねだということが少しずつわかってきました。

  • このバナーがここに配置されているのは推したいコンテンツだろうか。
  • 推したいコンテンツはこれで、だからこの配置なのだろうか。
  • この部分のテキストの色が違うが別の部分より目立たせたいのだろうか。
  • ボタンがこの位置にあるが導線をこう確保したいのだろうか。

などなど考えると大体の流れや目的がわかったりすることも多いのですが、そこに馴染まないものが紛れ込んでいて違和感を覚えることがあります。

違和感というのは私の場合、

  • クライアントの発言から推測される目的が達成できそうにない
  • 要素が整理されていない
  • そもそも目的の推測さえできない謎の要素がある

という辺りから発生しているようです。

具体的な例を挙げると、

  • コンテンツの順番や配置が不合理
  • ざっと目を通しただけでもまとまりのない文章だと感じる
  • リンク先指示さえない、押してなにが起こるか不明な謎のボタンがある
  • 導線がはっきりしない
  • デザインがしっくりきていない
  • 項目が異様なほどたくさんあるが整理がされていない
  • リストの種類などがいくつもあるが『その装飾はどういったときに使うのか』の基準がよくわからない
  • 仕様がはっきりしない

といった、危険信号がいくつもあります。

一見小綺麗なサイトでもカンプを見てこういった嫌な感じがすると、やはり異様に修正や追加が多いなどの難航案件になることが多いです。

視点を切り替えて考える癖をつける

ロールプレイをするつもりで『若い女性だったら/年配の男性だったら/親だったら/クライアントだったら』……など、他人の視点でサイトを眺めます。

大体1~5分くらいでざっくりと(サイトは開いて数十秒しか閲覧されないケースも多いので)トップページを上から下まで眺めながら、ボタンや要素の位置をざっと見て『サイトを閲覧する目的を達成できるか?』を考えます。

ペルソナは大体下記のような感じで、サイトのコンテンツに合いそうな属性を適当に入れています。

  • 23歳女性
  • →社会人1年目、ネットはスマホメイン、趣味ネイル
  • 28歳男性
  • →社会人5年目中堅、ネットはじっくり見るときはPC、外出先はスマホ、趣味スポーツ

他、クライアントの視点作りには日頃からメールのやりとりなどを見ておいて、どの変にこだわりを持っているのかなどある程度の嗜好や性格を把握するよう努めておいたりもします。

こういう風に視点を切り替えて見ていると、年配の男性にはちょっとわかりづらそうだなとか、連絡先がすぐに見当たらないなとか、この部分はクライアントがあとで追加要望してきそうだなあとか細々気づくことがあります。

デザインカンプを受け取った際、あまりに各視点で使いづらさや見づらさを感じるもの、クライアントの目的に会っていなさそうなもの、性格的に好みそうでないものがあればあたりをつけおきます。

そういうところは高確率で後々修正が入ったりしますし、作業着手はしないまでも仮に改善するとしたら、と簡単にでも案と工程を考えておくと役に立ったりします。

危険なワードのストックをする

たとえば一般的なところでいうと、なるはや、優先、緊急対応などのワードが入り始めたら警戒を始めます。本当ならどれもあってはならないからです。

その他『この人の名前が出たら難航しやすい』という社内ローカルなものまで、これが出たら危険なワードというのをひっそりストックしています。

下流工程なりのリスクマネジメント

サイト実装という工程の最下流を担当していると、リスク回避の手法としてできることはそこまで多くありません。

冒頭で述べた通り、『既に決まってしまっていて上流工程にバックできない』という状況であることが多々あるからです。

これには締め切りが決まっていてバックする時間がないということも含まれます。

しかし手をこまねいていても仕方がないので、できる範囲で下記ようなことをしてリスク回避を試みています。

上流工程の動向を把握する

上流工程の部分で調整するのが一番効果が高いので、できる場合は以下のようなことをやっています。

  • 上流工程の動向を見ておいて、違和感のある場合確認を入れてみる
  • 何度も修正が来る場合は言われた修正をただ行うのではなく、再度依頼がきたタイミングで提案をする
  • クライアントの依頼の原文を見て、依頼の内容との齟齬を確認する

コーダーまで情報が流れてこない場合も多々あるのですが、そもそもなぜやるか、どうしてそうなったのかを知っているのと知らないのとではだいぶ効率も変わってきます。

作業者が陥りやすいことですが、言われたことを理由や流れを理解せずに言われたままにやるのは、それ自体がリスクです。

時間や状況的にできないこともありますが、可能な限りは上流工程の動向を見ていると色々把握しやすくなります。

あえて作り込まない箇所を見極める

今はCSS3がかなり使えるようになってきているので、画像を使わずに再現できる範囲は広くなってきています。

メンテナンスしやすくなるので、特にテキストなどの変更が多そうな箇所は作りこんだ方がいいのです。本当は。

しかし、コーディングでの作りこみはそれなりに手間がかかります。

下手をすると単純にPC/スマホタブレットで別々の画像を準備するより時間が必要です。

しかも再修正依頼がきたら、作り込みに要した作業時間がそっくり無駄になってしまいます。

加えて『またやり直し』というのは精神的にも、時間的にもダメージが結構きてしまうもので……。

それを回避するために、下記のような箇所は、あえてコーディングでは作りこまず簡単な方法で実装するという手段を取ることがあります。

明らかに短期的にしか掲載しない箇所

たとえば突発的なイベントのバナーや、ちょっとしたお知らせや注意書きの付記などがそれにあたります。

こういう部分を更新が容易なよう作り込みしてもいずれは消えることがほとんどですし、htmlファイルから該当箇所を削除してもCSSにコードが残ったりと、CSSファイルを肥大化させる原因にもなります。

そういう場合は、

  • 可能な限り汎用的なClassを組み合わせて対処する
  • 単に画像を貼るだけで済ませる
  • インラインCSSで済ませる

等の対処で『その部分』しかソースコードを残さないようにしています。

違和感を感じる箇所

依頼やデザインを確認して、サイトの構成として奇妙だと感じることがあります。

『とりあえず見たいから作ってくれ』と模索のために気軽に依頼してくるから起こることも多い問題なのですが、結果、何度も何度も修正に付き合わされることも少なくありません。

しかしながら、こういった『とりあえず』と『デザイン模索』全てに全力で応じていたら、残念ながらリソースが圧迫されてしまいます。

そういう訳で、違和感が残る内は*1コーディングでの作り込みはせず、画像を貼るだけなど一番楽な実装方法で済ませてしまいます。

どう考えても画像で掲載した方が良さそうな箇所

CSSでできる範囲は広がりましたが、残念ながら万能ではありません。画像で表現した方が良い場合というのは確実にあります。

そういう部分は無理にCSSで対処せず、画像での表現に任せることにしています。

修正内容を見越して準備しておく

来るとしたらどういう修正になりそうか、あらかじめ予測して準備しておきます。

量産フェーズに入る前に、特にコーディングの根底に関わりそうな部分はなるべく修正が楽なようにしておきます。

期限の調整

なるべく複数案件の締め切りを重複させない

複数案件の締め切りが同じ時期に重複するのは、それだけでリスク要因です。

Web制作はどうしても波のある仕事だと思います。波の発生原因は色々ありますが、いずれにせよ実装担当は遅れの吸収をしなければならないことが多い役割です。

また、締め切り間際に思わぬ作業が舞い込んだりすることもよくある話で。

なので依頼締め切りが重複した場合、期限の調整をお願いするようにしています。

ずらさなかったとしても普通に間に合いそうな場合もよくありますが、それでも可能なら調整を申し出ます。

いつでも最速・最短を見越して予定を立てるとトラブル時リカバリーがききませんので、余裕はできるだけもらっておくに越したことはありません。

状況によっては作業が完了してもあえて手元に置いておく

仕事が終わったらできるだけ早く報告すべきではありますが、あえてすぐ報告せずに手元に置いておくこともあります。

それは以下の場合。

  • 五月雨で追加依頼が来る
  • 『なるはや』や割り込みが常習化している

これは『割り込み頻度をこちらでコントロールする』ことを目的にしています。

作業はまとめてやった方が効率がいいし、割り込みが増えると単純に集中が切れやすくなって良いことがありません。

また、作業の『なるはや』や割り込みが常習化するのも避けるべき事態です。

本来ならディレクション側で行うべきことでもあるのですが、それが期待できないときは頭に入れておいても良い方法と思います。

ストックを増やす

ソースコードのストック

これは他の人もやっていることではないでしょうか。

コーディングをしていると、「前も似たようなことを書いたな」ということがかなりあります。そういう場合、部品別にソースコードを参照できるようにストックしておくと楽になります。

また、CSSで再現している見出しスタイルをまとめたサイトなどもストックしておくとそのままでは使えないとしても「こういうことはできる」というのはわかるので、有用です。

プラグインのストック

よく使うスライダー、入れてくれと頻繁に求められる機能は、すぐに入れられるように調整した上でストックしておきます。

また、使えそうなプラグインも暇を見てストックに入れたりもします。

調整まで済ませておくと、いざ追加や修正依頼がきたとき手早くできます。

案件終了後にテンプレートを見直して改善する

コーディングをする人なら、大抵基本のワンセットをまとめたテンプレートを作っているのではないでしょうか。

私の場合だと、

  • 基本のひな型htmlファイル
  • 古いブラウザ対応用のプラグイン
  • リセットCSS
  • 基本設定や部品を入れたCSS
  • よく使うjQueryセット

……をまとめておいて、これを案件毎にコピーして使用します。

比較的シンプルにして余分な要素は省いています。

そして案件が終わったときに元々のテンプレートの使いにくかった点を細々修正して、マイナーアップデートを繰り返します。

地味なことですが、元のテンプレートをアップデートをしていかないと、使いにくい部分やミスが以降の案件でも発生し、また修正に時間を取られる……ということになってしまいます。

案件終了毎にテンプレートの見直しをするのは時間がかかりますが、長期的にはペイできているのではないかなと思っています。

つい最近大きく変えたことは、要素の横並びにflexboxを使用するようにしたこと。少し前はfloatで並べていましたが、それと比べると非常に楽です。

情報共有

弊社の場合基本的に案件は個人単位で完結してしまうのですが、担当中の案件の簡易な情報を共有メモに残したり、ファイルに関してはローカルに抱え込まず、他の人が見たときに最新ファイルがわかりやすいようにしています。

また、ソースコードには適宜コメントを残すように。

個人で仕事が完結してしまうことがほとんどなので、やらなかったとしてもあまり影響は出ませんが、万一ということがあるので習慣として行っています。

情報の記録・分析

やった作業やかかった時間、感想などを簡単にメモして残し、ときどき振り返っています。

上で述べたような、人の癖や傾向を把握する際役立ちますし、ストック作りのヒントや、そのほか全体として眺めると一定の傾向が見えたりします。また、自分の傾向を知るのにも役立ちます。

その際改善できそうな部分は改善に着手しますし、無理そうなら頭にだけ留めておくなど、記録を取っておくとなにかと便利です。

まとめ

フロントエンドエンジニアやコーダーは一体どうやってリスクマネジメントをしているのだろう、と思って調べた結果、あまりそういうことを書いている人がいないのがこのエントリーを書いた動機でした。

大体がコーディングを早くするとかツールを使うとかスキルを高めるとかそういう話ばかりで、確かにそれは大切なことなのですが、自分の求める情報ではないな、と思ったのです。

それで書いてみた結果、コーディングという枠にだけ閉じこもっていたらできることは少ないなあと感じた次第です。

ディレクションはディレクターの役目。

デザインはデザイナーの役目。

コーディングはコーダーの役目。

サイト制作の目標を決めるのはクライアントの役目。

……というのは分業化が進む昨今間違いではないのですが、それだと特に下流工程のコーダーは波に振り回されるだけになってしまいます。

職分を無理にはみ出すつもりはないのですが、リスクを察知する・回避するという視点に立った場合、『依頼をこなすだけ』という以上のことをどうしても考えざるを得ない訳で。

あれこれ本を読みながら、結局ディレクターのこと、デザイナーのこと、クライアントのことを知らないといけないのだなということに思い至って、拙いながら上記のことを考えながら仕事をしています。

余談:将来の仕事について

また将来を考えた場合、いずれコーディングの仕事は機械に取って代わられてしまうであろうと私は思っています。

現在でも既に(制限はありますが)直感的なUIによって部品を組み合わせるだけでサイトが作れるようになっていますし、この流れはもっと進むのではないでしょうか。

また、今のhtmlというもの自体ががらっと変わってしまうことも考えられます。

そうなると人間としてできる仕事は、『なにをするのか』『なぜそれをやるのか』『どうやるのか』を考えることがメインになると思います。

すぐという話ではないにしても、サイト制作というのは結局そういう方向に行きつくと思うので、リスクマネジメントとして『コーディングだけしかできない・しない』にならないように気を付けているという面もあります。

勉強用に読んだ本

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*1:ただし提案できる場合は見本に作ることもある

【書評】沈黙のWebライティング はWebのコンテンツライティングに悩む人にイチオシの本でした

書評

沈黙のWebライティング ?Webマーケッター ボーンの激闘?〈SEOのためのライティング教本〉

インターネットには日々大量のコンテンツが投稿されていますが、残念ながら見てもらえるのはほんのひと握りです。

「一生懸命書いた記事なのにPVが伸びない」

「長年サイトを運営してきたけれど拡散されたことはおろか、感想をもらったこともない」

「そもそも記事が読んでもらえていない気がする」

「読みにくい、見づらい文章だと言われるがどこをどう直していいのかわからない……」

「新しくサイトを立ち上げたいがアイデアが思いつかない」

仕事としてサイト運用を担当している方だけでなく、個人のブログやサイトを持っている方なら、一度はこのような悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか?

この沈黙のWebライティングはそのような悩みをSEO検索エンジン最適化)の観点から解決すべく、その根幹となるWebライティングの技法をわかりやすく解説している本です。

それでは以下、書評です。

今回の舞台は、客足が遠のいてしまった那須の旅館・みやび屋

前作の沈黙のWebマーケティングと同じように今回もストーリー仕立てとなっています。

今回の主人公は両親を亡くして旅館を受け継いだものの、運営がうまくいかずに悩む若女将・サツキとその弟ムツミです。

登場人物の知識が増える毎に項目も順序良くステップアップしていくため読みやすく、「これはどういうことだろう?」ということなく読み進めることができます。

SEO検索エンジン最適化)とは、ユーザーのことを第一に考え、ユーザーに良質な情報を提供すること

作中何度も説明されるのは、主要検索エンジンGoogleの方針についてです。

Googleが掲げる10の事実*1の最初で、Googleは次のようなことを言っています。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる

引用:Googleが掲げる10の事実

どういうことかというと、Googleはユーザーの役に立つように、そして使いやすいように検索エンジンのシステムを調整し続けています。それが回りまわってGoogleの利用ユーザー数が増えれば、Google自身のためにもなる、ということです。

よって、最高のSEO検索エンジン最適化)は、ユーザーの役に立つコンテンツを作ることになります。

そうすれば自ずと検索エンジンに評価され、検索結果の上位になりやすい、ということになります。

そのことを踏まえて、

「じゃあ、ユーザーの役に立つコンテンツってどうやって作るの?」

という疑問への回答が、作中で様々なケースを通じて説明されています。

その他、競合分析の仕方、良質な記事の書き方、昨今のキュレーションメディアの問題点、オウンドメディアの立ち上げ方、そしてライターの育て方など、Webコンテンツの作り方に関する情報が盛りだくさんで、非常に充実した内容となっています。

まとめ:小手先の技術ではない、良質なコンテンツの根本的な作り方の指南書!

私自身Web制作に関わり、過去にはライターの勉強をして少し仕事をさせてもらったという経験もあって興味深く読ませていただいた本なのですが、とてもためになる本でした。

作中、文章を書く上でのちょっとした小技などは載っているのですが、結局のところ良質なコンテンツというのは小技でどうにかなるものではありません。

もちろん、文章を書く上で基本として押さえておくべきところは当然あります。

ただ、それと同じくらい大切にすべきことは他者への気遣いだと感じました。

ユーザーだけではなく、コンテンツを気持ちよく引用させてもらうためにすべきこと、またそれによって協力を得ること、相手の良いところを上手に引き出すこと……『コンテンツを作ること』を目的にしてしまうと、おろそかになりがちな部分です。

以上、Webでコンテンツを作ることに悩んでいる人にはぜひおすすめしたい本でした。

また、せっかくですので本の内容の実践としてこの書評を書かせていただきました。以前から無意識ながらやろうとしていたことがすっきりと整理・解説してあったので、かなり書きやすかったです。

少しでも参考になれば幸いです

関連リンク

前作と今作はWeb上でもかなりの部分公開してくださっているので、興味を持っていただけましたら、よろしければ併せてこちらもどうぞ。

www.cpi.ad.jp

www.cpi.ad.jp

*1:現在(2017.02.21の時点でページは消えてしまっている)

新しく始めたいこと五つ

雑記

今週のお題「新しく始めたいこと」

新しく始めるというかやろうやろうと思っていたことをみっつ、今年は重点的にやりたいです。

  • 英語の勉強
  • 絵の練習
  • 投資
  • 書評の再開
  • JavaScriptの勉強

といっても挙げるだけでは結局なにもやらなさそうなので、ひとつひとつに具体的なゴールとやり方を設定してみようと思います。

英語習得

とりあえずは多少読めるようになればいいので、ひとつの目標としてラダーシリーズのレベル1(使用語彙1000語)を辞書を引かずに読み通せるようになれば……ということで選んだのがこちら。

やる気になったらTOEICとか受けてみるのもいいかも知れませんが、まず挫折しそうなので。

エジソン・ストーリー The Thomas Edison Story (ラダーシリーズ Level 1)

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  • 作者: ジェイク・ロナルドソン
  • 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
  • 発売日: 2011/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

絵の練習

とりあえず一日一枚。どんな簡単なものでも描くことを目標に(線を引いて遊ぶくらいでも構わない)。予定があったりするとさすがに毎日欠かさずとはいかないと思いますけど。Twitterにモーメント機能が追加されているしそこにまとめてもいいかも。

ゴールはペンタブを使えるようになること。Photoshopの勉強も兼ねています。

投資

FX口座はあるので、1万円から1万1000円まで増やすことを目標にします。一割増やすと考えればなかなか大変ですけど、ローソク足とかの見方の勉強がてらです。

書評の再開

読んではいてもアウトプットしてないので、最低年10冊くらいはなにかしら。一言感想でも良しとします。

JavaScriptの勉強

PHPと迷ったんですが、GitHubで公開できるのでJavaScriptにすることにしました。そもそもGitHubも使い方がよくわかっていないのでそちらの練習も兼ねてます……。

jQueryなどのライブラリを使っても良いですし、なにかひとつ以上、小さなもので良いので公開することを目標にします。

まとめ

始めたいことを挙げるだけだとなかなか実行に移さないので、なるべく具体的な目標に落とし込んでみました。以上(絵以外は)を今年の12/31までに達成します*1

*1:ここで「と思います」と書くと絶対逃げ腰になるのであえてそれは避けて逃げ場をなくす作戦

私のタラレバは自分の能力値を上げられなかったこと

雑記

今週のお題「私のタラレバ」に上げようと思って書き出していたのですがうっかりしていて間に合わなかったため遅ればせながら。

タラレバについて考えてみても、これといったことが思いつかなかったのですがたとえばそれは、

  • ●●を勉強しておけばよかった
  • 転んで歯を折りかけたのだが足元をよく見ておけば良かった

程度なもので、人生を変えたいというよりは今の自分の能力値を上げたいという方向のものばかりでした。

というのは私は様々な事情であまり人生の重要な分岐点での選択肢が多くなく、そんな中でも思い返せばベストではないにしてもベターな選択をしてきた方かなあ……と思うからです。

またそうでなくても、『あのときああしていれば』というほどの出来事をほぼ経験していないのは、まずまず幸運な方です。

という訳で大体の選択においては同じ状況に置かれればたぶん分岐点に戻れたとしても同じ方を選ぶでしょうが、それ以外、自身の能力値についてはタラレバが結構多いです。

能力値を上げられなかった子供時代

三十路にもなると大体自身の伸びにくい能力、逆に伸びやすい能力については把握できるようになってきますが、その観点からいくともうちょっといけただろうと思われることがかなりあるのですよね。

概ね学校の勉強についてなのですが、私はあまり成績の良い方ではありませんでした。

たとえば数学など、他の子たちが当たり前のように公式を覚えて問題を解いていく中で、一体全体なぜこの公式で答えが導き出されるのか、そしてこの公式は現実世界で一体なにに使えるのか……それらが気になって仕方がないのに授業はどんどん先に進んでしまう……という状況に置かれていたためです。

納得できるまで次に進めない、そういうタイプのため、正直学校教育を受けるのに向いている方ではなかった*1と思います。

当時は周りが当たり前のようにできていることをなぜ自分は同じようにできないのか、とそれなりに悩んで落ち込んでいたりもしましたが、今振り返れば『教育方法が合わなかった』というだけの話で教師も私も悪い訳ではないです。

もし今の記憶を持ったまま子供の頃に戻れたら、自分に向く方法がある程度はわかるので、能力値は今より上げられたのではないかなあと。そう考えると、せっかく頭も身体も柔らかい時期に惜しいことをしてしまったなあと思う訳です。

悩む割に変な部分は素直に受け入れてしまう私は、学校の教育はそういうものだと認識していたため、自分でどうにかできるとは考えもつかなかった。そのあたりが私のタラレバです。

人生は小さなことの積み重ねで変わる

上記でタラレバを述べましたが、人生が変わるきっかけというのは劇的なことというのは少なくて、積み重ねた能力値の違いとか日々の過ごし方で変わる部分の方がずっと多いように思います。

私の場合でも能力値が上がっていればまた別の道もあったと思います。仮に英語が得意で、そういう世界があると知っていれば、自分に合う教育方法を日本の学校以外に求めることもできたかも知れません。

今を後悔している訳ではないし、先に述べた通りベターな選択はできたと思うのですが、自分というものを使いきれてないところには後悔が残ります。

ただ、最近はそういう心残りを死ぬまでに可能な限りつぶしていこうとあれこれやっていたりするので*2、今からでもなにも遅いことはないかなあとも実感しています。

子供時代よりは上がり幅は多くないかも知れないですが、今からでもやればそこそこのものにはなるんじゃないかなと楽観的に考えています。

*1:小学校の頃の担任の先生が、「あと五年後だったらもしかしたらこの子に合った教育ができるかも知れないのですが」と言っていたが、歳の離れた兄弟の様子を見るに五年では足りなかっただろうし、今でも変わりはないのかも知れない。

*2:頭の中にだけ「死ぬまでにやりたいことリスト」があり(●●を食べたいとか実にささいなことから)機会があればやるようにしている

冬の幸せ

雑記

今週のお題「冬の寒さ対策」

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実は寒いのは割と好きな方でむしろずっと冬が続いて欲しいくらいな私の寒さ対策は毎年決まって以下みっつです。

  • 温かい飲み物・食べ物
  • ショール
  • つべこべ言わずに動く

それではどうぞ。

温かい飲み物・食べ物

飲み物

温かい飲み物や食べ物はやっぱり一番身体を温めてくれますし、ほっとします。

冬のお供は薄ーいコーヒー(インスタントをほんの少しだけお湯に溶かすのですが麦茶みたいな味です)、カフェラテ、ココアあたりが定番です。他、たまにゆず茶をもらったときはそれも飲みます。

特にコーヒー党ではないのですが、思い立った時に好きな濃さで飲めるインスタントは横着者の自分にとって手軽です。ちなみにいくつか試しましたが、香味焙煎 深みが薄ーくして飲んでも美味しかったです。インスタントとしてはそこまで安い方ではないのですが、一度他のものを買ったらものすごく不味くて酷い目に遭いました……。

食べ物

食べ物の定番は鍋と、最近は茶碗蒸し。

卵液の味つけは鶏がらスープの素と塩少々。具はきのこくらいのシンプルなものです。気が向けばお餅や青菜をなにがしか加えたりもします。

きのこはほぐしたり切ったりしたものを数種類混ぜて冷凍したキノコミックスを常備しているので、卵液を作っている間に電子レンジで熱を通しています。あとは鍋にお湯を沸かして大体十分くらいでしょうか。

以前はあまり作らなかった茶碗蒸しですが、あたりまえのぜひたくで出てきた大鉢蒸し(5~6人前の巨大中華風茶碗蒸し)を見てから美味しそうだなと思って、家で一番大きなラーメン丼で作ったことが始まりです。これはさすがに20分ほど火にかけないといけなかったのですが、家人にもなかなか好評でした。

小腹も満たせるし簡単だし、なにより本当に身体の中から温まるのでよく作るようになりました。

あたりまえのぜひたく。

あたりまえのぜひたく。

 

ショール

最近ショール流行ってますよね。私は何年も前からショールをマフラーと兼用で使い続けてきたので時代の先を行っていたのかもしれません。とそれは置いておいて。

やっぱり首元をきちんとふさぐとそれだけで温かいし、ショールはマフラーよりボリュームがあるのでより温かいです。

会社や家では肩からかけて使っていますが、カーディガンなどを着るより、ショールの中で空気が温まって快適な温度が保たれる気がします。

つべこべ言わずに動く

寒いと動きたくないですよね。冬が好きとはいってもやっぱりそれは変わりませんが、とりあえずでも動き出せば身体が温まってきます。

動く気になるために、部屋の中はきちんと温めておくとか、温かい恰好をしておくとか事前準備はいりますけど、結局これが一番寒さにはきくのかなあなんて。

まとめ:冬の温かさは幸せ

冬は寒くて厳しい季節なんですが、その分温かさが沁みます。

湯気の立つ料理にせよ、温かい部屋にせよ、ぬくぬくとしたこたつやふとんにせよ、人とくっついた時の体温にせよ、なんだかそういうのって幸福のシンボルのように思うのです。

寒い外から家に帰ってきて、温かいものに触れてほっと一息つく瞬間があるからこそ、私は冬が好きなのかも知れません。

冬については以前もこんな記事を書きました。

kuichi.hatenablog.com

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絵をたまに載せるかも

f:id:Kuichi:20170126021821j:image

京都旅行の写真より(20分)

アート・アンド・ブレイン(Art and Brain)の5ディに参加したので、それ以来気が向いたときにささっと絵を描いているのですが、なかなかいい気分転換です。

ただ、習った方法だとちょっと気軽に描けないので、やり方はだいぶ変えてしまっていますけど。

私が習った描き方は、

  1. 画用紙に十字の線を引く(これが描くときのバランスなど目印になる)
  2. 画用紙全体に鉛筆の芯の削りカスをなすりつけて均一なグレーに塗り潰す
  3. しっかり尖らせた鉛筆で形を取り、線画を描く
  4. 塗り潰したグレーを中間色として、明るい部分は消しゴムやねりけしで白く抜き、影の落ちる部分はハッチングを加えたり黒く塗り潰して陰影をつける

……というステップを踏んでいくのですが、まず大きな画用紙を均一なグレーに塗り潰す作業がかなり大変です。ティッシュを使ってなじませるんですけど、私はどう頑張っても15分くらいかかります。

あとどうしても消しカスなど細かいゴミが出てしまうので、場所も限られます。

時間もかなりかかります。描きこみ始めると数時間くらいは。

そういう訳でなかなか普段の生活の中だと習った方法で描ける機会がないのですが、せっかく習ったのにもったいない。なのでやらないよりはずっといいだろうと、簡単に描くことに決めました。

  • 用紙サイズはA6
  • 画材はシャーペンかボールペンで
  • グレー塗りつぶしは省略
  • 十字に線を引くのも省略
  • 影も線もざっくり荒く
  • 時間は10~40分くらい
  • 完成度にはこだわらない

使ってる手帳はこれです。

www.kyokuto-note.co.jp

A6だと紙が小さいからすぐ描けるのがいいし、大雑把に形を取って多少明暗をつけるくらいならそこまで時間も取りません。気が向けば指先でぼかすくらいはしますけど、大体画像みたいに荒く描いて終了です。

絵は別のブログ作るとか、イラスト投稿できるようなところにまとめるとかしようかなと考えましたが、投稿する場所を分けても私は面倒になるだけになりそうだと思いましたので、描いたときにこのブログに載せていくことにします。

不安なのはフォトライフの容量ですけど、あんまり容量が足りないようならgoogleの写真サービスにあげるとか、pro化するとかなにかしら考えてみようと思います。

コーディングもデザインも技術としては溶け合っている

html・CSS Web

コーディングの部署へ異動してから一年と半年。別の制作会社で3か月。初期業訓練校でおよそ4か月……となんだかんだでコーディングを始めて総計で2年程が経ちました。

元々コーディングは好きだけれどデザインは苦手、できればやりたくない、と思っていましたが、しばらく前からデザインもやってみたいと考えるようになりました。

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