トワイライツ・ノーツ

読書感想と自転車と雑記

折りたたみ自転車 RENAULT LIGHT10 レビュー

RENAULT LIGHT10
RENAULT LIGHT10

穂高輪花のチャリと飯。 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス)のりりん(1) (イブニングコミックス)おりたたぶ(1) (週刊少年マガジンコミックス)を読んで、自転車に乗りたくてたまらなくなり、2カ月。
シェアサイクルで200km近く走り*1、これなら自転車に乗り続けると判断。
ロードバイクが欲しかったものの、保管場所の問題と、日常の足として使うことがメインになりそうだったので、RENAULT LIGHT10(ルノー ライト10)というミニベロの折り畳み自転車にしました。

ポイントで入っている青が鮮やかで気に入っています。

乗った感想

とりあえず納車してから60キロほど乗り回してみました(Strava計測)。
今までスポーツ自転車に乗ったことがなく、また日頃運動をしない30代女性が乗った感想です。

  • ママチャリや電動アシスト自転車より踏んだ感じが軽くて固め。
  • 持ち上げた感じが軽い。移動や引いて歩くのも比較的楽。
  • フロントブレーキはかなりきつめにきくのでロックしやすい。通常は極力リアブレーキで調整して、フロントは補助や急制動で使用。
  • 20インチのミニベロは初めてだが、挙動がクイックな感じは慣れたら結構楽しい。
  • 7速あって、一番軽いギアにすれば斜度9%弱の短距離(70メートルくらい)の坂なら立ち漕ぎでなんとか足つきなしで乗り切れた。
  • 使うギアは平地で4~5速くらい(脚力がつけば変わりそう)。街中だとストップ&ゴーが多いので、5速以上にしていると漕ぎ出しが億劫になってくる。
  • 空気入れは英式(ママチャリでよく使われるらしい)のため、街中で空気入れを借りるときは特に困らなさそう。
  • 折り畳みする際はかなり固い部分がある。コツを掴むまで少しかかるかも。
  • 15キロくらい走っているとお尻や股間が圧迫されて少し痛い。
  • シマノグリップシフトは、今何段に入っているのか見えづらい。
  • ハンドル・サドル共に荒れた路面や段差で振動はかなりくる。抜重しないと辛いところもあるかも。

全体的に、ママチャリよりスポーティな感じがします。
変速がいくつに入っているのか確認しづらいのがちょっと難ですが(数字がちょうど画面の歪んでいるところに重なっているので)、結局『今快適なギアかどうか』が重要な訳で、その内見なくなるかも知れないです。

必須の装備品

ライト、鍵が付属していないので、そのままでは夜の公道を走れませんし、気軽に駐輪ができません。
なので、必須装備品は自転車を購入したお店にあったものを取り付けてもらいました。

ライト

ライト本体はワンタッチで取り外しができるので、自転車を離れるときには持って行くようにしています*2

50ルーメン/800カンデラという明るさらしいです。
アルカリ単三電池2本で30時間。コンビニで入手しやすいのが良いところ。
街灯がなくても、舗装された河川敷を走るくらいならギリギリなんとかなりました。
基本的に街中しか走らないので、明るさに不満は感じないです。

でもいずれ充電式にしたいような気はするので、交換するかも。

これもお店にあったものを購入してつけてもらいました。
アタッチメントでシートポストにくっつけられるようになるのが便利でした。
地球ロックをするにはちょっと長さが厳しいですが、リアタイヤと本体をぐるっと固定するには十分。

でも、もしサドルバックをつけるならシートポストにはつけられなくなるので、そこは少し考えどころ。

他に買った装備品

泥除け

たぶんこれだったように思います(手元に説明書がなくて定かではないですが)。
雨の日は走らないだろうとは思いつつも、お店にあったものをつけてもらいました。
……そして納車当日、自走して持ち帰る最中に早速降られて役に立ちました。

雨が降っていなくても、水たまりになっているところもあるのでつけておいてよかったなと。

ヘルメット

サイズはXSでぴったりでした。
後ろのダイヤルで微調整がきいて、中のパッドは取り外せるので交換もできます。

ミニベロでヘルメット? と思われるかも知れませんが、シェアサイクルで車道を走っていた際、色々と怖いと感じたので早期に購入していました。

  • 車の幅寄せ
  • 横を通り過ぎていくトラック
  • 左折車
  • 路上駐車を避けるのに膨らまなければならず後続車が怖い
  • 走るよりも早い自転車のスピード

車の免許を持っているので、『意外と自転車は見えない・気づかれない』ということも知っていますし、事故は自分が原因で起こすとは限りません。
最初は少し恥ずかしいような気もしましたが*3、最近子どもはかなりの確率でヘルメットを被っているし、大人でも装備しているひとをちょくちょく見るので、慣れたら平気です。

スマホホルダー

シリコン製で、ハンドルにぐるっと巻いて固定する方式。結構しっかり止まって不安定感はないです。
試したところでは、スマホの幅があればフラットハンドル、ママチャリのちょっと曲がったハンドルなどには問題なくついたので、結構汎用性が高いかも。

シェアサイクル利用時に購入したものをそのまま使っています。
スマホをハンドルに固定していると、道の確認がしやすくて便利!
もう自転車の必須装備品にしても良いのではないかと思うくらい、これがないと厳しいです。

ボトルケージ

鞄からペットボトルを取り出すのが手間だったのと、ボトルの重さ自体が気になるので購入*4

ボタンでサイズ調整できて、ペットボトルが水平状態でもしっかり固定されていてよかったです*5
走行中にボトルを取るのは位置的に無理そうですが、ちょっとした停車時間に水が飲めるのと、なにより鞄の重さが軽減されたのは良かった。

今後の予定

当面は、買い物や通院など、比較的近場で電車を使っていたところで活用していきたいです。

また、無理なく走れる距離は徐々に伸ばしていきたいところ。
ゆるい坂でも結構息が切れるので、体力づくりしていきたいと考えています。

輪行は、新型コロナウィルスが落ち着いたらやってみたいと思います。

追加のカスタム・装備品の購入

以下のものは追々揃えていくつもりです。

サイコンとバックミラーはハンドル幅に余裕がないので、元々付属していた前方の反射板を外してスペースを作らないと厳しそうです*6
特殊な工具がいらなければ自分でやる予定ですが、六角レンチが必要なら工具を揃えるか、お店で取り付けてもらおうかと。

ウェアまで買うことはないと思いますが、手の保護のために手袋は必要だと感じました。
振動で手が少し痛いですし、コケたときに手は守りたいので。

他は、夜間走行をよくするのでテールライトも取り付けたい。

輪行袋は、いずれ輪行で遠出もしてみたいと考えているのですが、しばらくは出先で疲れたときに無理せず帰ってくる、という使い方になりそうです。

どれも安全のための用品なので、早めに揃えていきたいです。

自転車購入のきっかけになった本

ロードバイクで美味しいものを食べに行く本。この本から自転車欲しいなと思うように。

チャリ飯と同じ作者さんでこちらもおすすめ。装備品が細かく書いてあるのでとても参考になりました。

ちゃんとさわやかなロードバイク物語。
ロードバイクの教本を目指して書かれた本というだけあって、自転車に乗る上で役に立ちました。
ヘルメットを被りましょう。

折りたたみ自転車であちこちポタリングする漫画です。
こちらもあって、折りたたみ自転車という選択肢もありだなあと思った次第。

追記

部品交換などに関連しそうなところをメモしておきます。
私が買ったものはこうなっていた、というものなのでもしかすると年式で違うのかも知れないです。
(フロントのギアの記載が47Tだったり52Tだったりしますし)

スペック

  • Frame:Aluminum
  • Folding Size:830×630×430mm
  • Weight:約10.8kg(本体重量:ペダル、スタンドを除く)
  • Tire:20×1.75
  • フロントエンド幅:75mm
  • リアエンド幅:135mm
  • PCD:130mm
  • シートポスト径/長さ:33.9Ф/500mm
  • サドル高さ:720-960mm
  • ハンドル高さ:920-1050mm
  • ギア数:前52T / 後14T-28T
  • バルブ種類:英式
  • ハブ留め:ナット(14mmおよび15mmのレンチが必要)

使用パーツ

*1:電動アシスト自転車でこれはこれで非常に便利。ただ、コンディションの良い自転車が使いたいときにあるかどうか(バッテリーがほとんど残っていない、ブレーキのききが甘い、サドルの高さ調整ができない……といったものは頻繁に当たる)というところが難あり。

*2:ライトに限らず、スマホスタンドやバッグなどの小物を自転車につけたままだと、それだけ盗まれることもあるそう。盗難率を下げるには見せない、注意を引かない、スキを見せないが有効らしいので、駐輪時はこういう小物も極力外していくことにした。

*3:筆者の場合スカートや普通の服で乗るので特に気恥ずかしかった。

*4:肩掛け鞄で乗ることも多いのだが、重さで紐が肩に食い込んでくる。

*5:RENAULT LIGHT10の場合取り付けが水平になるので、想定外に重要なポイントだった。

*6:ライトはつけているので日本では違法ではないが、ハンドル以外につけられるフロントリフレクターに交換するかも知れない